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tare.gif 【タレソカ学園高校/20.】






「キュヒョナ、キュヒョナ!」

昼休みはまだ半分が過ぎたころ。
教室に入るなり、まっすぐ突進して友達の輪から
眩しい太陽が降り注ぐ窓際に連れ出す。

キュヒョンは購買部一番人気のやきそばパンをかじりながら、嫌そうに顔をしかめた。

「副会長はどうしたよ…」
「え。第一声がそれ?」
「やけに早いじゃん」

しかめっ面のうえに、眉間にシワ。
壁ドン?壁ドン?! っていう背後から聞こえる黄色い声のせいじゃなくて、
僕がこうして教室に戻る度に、こんな顔をするんだ。

「…なー、なんでいっつも不機嫌なわけ? いい加減理由言えよ」
「………」
「あれ? 今日は鏡見てから聞けよって言わないの?」

何度も繰り返した問答が、今日に限っては、ない。
窓ガラスに映った自分の顔をチラリ横目に見る。
制服を着ているけど高校生じゃない、大人の僕が、
いつものしょぼくれた顔じゃなくて、不思議そうな顔をしていた。







実は副会長と付き合っているらしいことを告げると、キュヒョンも知らなかったみたいで
それはそれはたいそう驚いてから、秘密にしてたのかっ…てスネられてしまった。
でも翌日には機嫌は直ったみたいで、散々、アレしたコレした?ってからかわれたんだけど。

一日、一日、日がたつごとに、ちょっとずつ機嫌は下降を辿り
地を這って戻ってこないまま、今日に至っていていた。






「…機嫌、回復したの?」
「どう見ても柔和な顔してるだろ」
「だって、昼前までは阿修羅だったし」
「いやそれは言いすぎ」
「理由聞いても、同じことしか言わねーし」
「ブサイクって面と向かって言わずにおいてやったんだから、感謝こそされだ」
「さりげなく悪口言われてる?」
「学園天使の名が廃りまくってから」
「てことは、今日はブサイクじゃないってこと?」
「お、察しがいいな」
「……」


僕の顔がブサイクだったから機嫌が悪くて、
ブサイクじゃないと機嫌が直るわけ?
僕の顔がどうであろうと、ファンじゃあるまいし…
キュヒョンにはさほど重要じゃないと思うんだけど。
美意識の問題か?
見目がキュヒョン基準に達しない男とは一緒にいないってゆうポリシーか。




キュヒョンはぷぅと口から息を吹き出すと
僕の肩に腕を乗せて、クククと笑った。

「お前さー、副会長と昼一緒に食べ始めてから、キラキラ具合が日に日に減ってたし」
「キ、キラキラ?」

なんだそれ。

「自覚ある?」
「……」
「だよな。ユンホ先輩のおっかけしてたときはさー、迷惑なくらい色んなもん撒き散らして
 新しい層を獲得しーので面白いことんなってたのに」
「タネじゃあるまいし。つか何の話だよ」
「昼休みは空気がうまいぜーって女子陣の合言葉だったのにさ」
「だから何の話だよ」
「そりゃ今だって見目的には悪くねーよ。けどさ、何も出てないからおこぼれに預かることもなく」
「だーかーらー」
「……正直、全体的にしっくりきてねーってのか全員一致なんだわ、これが。」
「話聞けよ」
「先輩とつるみ始めて数日だってのにな」

脱力するする僕とは反対に、白い歯を見せてCMみたいな爽やかな笑み。
そして、伸ばされた手がトンと胸をたたいた。





「つまり今日のお前は…久しぶりに、いい顔してるってこと」


笑顔がグサリと刺さる。



……そうだ。
そうだった。
何で気づかなかったんだろう。



「…ごめん」

思わずつま先に視線を落として呟く。

思い返せば僕だって…、キュヒョンがこんな風に笑うの…久しぶりに見た。

ユノを見かけても、隣に副会長がいるときばかりで…
僕らの距離は縮まるどころか、広がる一方のような気がして、焦燥感に駆られてた。
重ねる日々は、ユノの事しか考えられない飢餓状態。
毎日が限界まで苦しくて苦しくて、自分のことばっかりで、
心配してくれるキュヒョンにも、全然気づいていなかったみたいだ。






「相談があったんだろ?」

ガシッと肩に腕が回ってくる。

「キュヒョナ…」
「なんだよ、泣きそうな声して。胸貸そうか?」
「…貧乳じゃ嫌だ」
「ここにはデカイだけより詰まってるっつーの」


僕の頭を胸に抱え込むとぐしゃぐしゃに髪をかき混ぜた。


知ってるよ。いっぱい詰まってることくらい。
此処に、この世界に、キュヒョンがいてくれて本当に良かった。
















       要するに、宣戦布告しに行きたいってこと?」
「そうそう。…って、別に…そうじゃないし…」
「ゆのひょんはぼくのーってか?」

副会長から聞いたユノのスケジュールのこと、ジョンホさんのことを話した結果、
キュヒョンは僕がユノの仕事現場に行きたい理由を、かなり的確に読み取ったらしい。

「けどこっそりの必要ある?」
「ない」

ないけど、ジョンホさんの事とは別に、
ソロの仕事現場なんて滅多に見れるものじゃないし、僕がいないときのユノを
生で見てみたかった。

「まぁ、ユンホ先輩の付き添いって形が一番簡単なんだけど…」
「それ以外で、外出する方法ってなんかないの?」
「冠婚葬祭」
「あー…」
「なんだけど、1つだけ手があるんだな~」
「えっ!? なんだよ、まずそれを一番先に言えよ!!」


掴みかかりそうな勢いの僕を、まぁまぁと両手で制す。


「聞きたい聞きたい?」
「早く言え」
「…言え?」
「教えてください」
「変わり身早っ!!」
「もー!キュヒョナ!!」

もったいぶった憎たらしい顔が、じつは、と紡いだ。

「撮影スタジオにまで入れちゃう、チケットがあんだよ」
「チケット? 観覧的な?」
「ノンノンノン」


キュヒョンは、人差し指を左右に振りながら
本気とも冗談ともつかない口調で、言った。






「お前も芸能界に仲間入りする?」











続く..
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7月21日…ユノさんが入隊されますね…
ニュースを知ったとき、全然ショックじゃなかった。
WITHコンで「いってらっしゃい」ってちゃんと言えたからだと思う。
ありがとう、ユノさん。
モンスターになって帰って来るのを心待ちたにしたいと思います。
きっと、カラダとか締まりまくりで男神度UPしたユノに会えるんだろうな…
でも、チャンミンにお菓子やアイスを食べてるの暴露されてちょっと恥ずかしそうにするユノさん、
大好物だから、結果、マシュマロボディも大好きです(笑)

そして、エイベよ、SMよ、
東方神起の穴は、東方神起でしか埋まらないからね?
そこんとこ、よろしくお願いしますね?


…で、現実的な話、これからの予定ですが(笑)
・ユノソロ U KNOW Y
・チャミソロ MAX C 
・東方神起密着インタビュー DVD化
・東方神起 10th Anniversary Event DVD化
・6/14 T1ST0RY in ソウル DVD 第二段
・WITH コンDVD
・WEBドラマ「あなたを注文します」 DVD チャンミンがユノの激励に訪れたオフショ付
 →でもね、さすがにラブシーンは見れ…な…い…
  ヒロインを自分に置き換えて胸キュンとか1ミリもないよ?
  女子にモテまくるけど見向きもせずぶった切りまくり、だがしかしチャミ様には笑いかけるユノさんください。
・「夜を歩く土」DVD ユノがチャンミンの激励に訪れたオフショ付
・コンプリートアルバム オフショDVD付
・T1ST0RY PRODUCTION NOTE2 DVD
・We are T 2 DVD
・会報 夏 冬 夏 冬
・カレンダー
・エイベのビギスト更新
で2年を乗り切る感じでいいですか?( ✧Д✧) カッ!!

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プロフィール

YUKA

Author:YUKA
ある日突然、ユノに恋をしました。
気付けば、チャンミンに構って欲しいユノと、ユノの側にいてくれるチャンミンの図に、萌えまくっていました。腐り具合は、きっとこれから進行してゆくのでしょう。

東方神起ありがとう!

「東方神起 RISE AS GOD」
「東方神起 LIVE TOUR 2015 WITH」




素敵な画像をお借りしました。
ありがとうございます。
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