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大きな歓声に支えられて終わった、2人で見せる初めての舞台。
わずかな時間ではあったけれど、確実に、僕らは存在した。


濃密な時間だった。










     【僕らの、/02-1.】









「チャンミナ~!」


ここはホテル。
部屋に入った瞬間、背中への衝撃。
ユノがのっかっていた。


「…急になんですか。重いです」
「なんだよ、大丈夫って言ったじゃん」
「そーゆう意味のアレじゃないんですけどね」


微妙に会話が成り立っていないのはいつものこと。


舞台が終わってから部屋に戻るまで、ユノは後輩に囲まれていた。
みんな、久しぶりにユノの舞台を見たのだから、当然と言えば当然だ。
完全無欠のダンス、立っているだけで存在から目を離せない美しさ、
セクシーを体現した肢体、優しくて甘い声に乗せられた強い想い…
もう、挙げたらきりがないほどの賛美が飛び交っていた。
ユノはみんなの中心にいて、本当に嬉しそうに笑っていた。

もちろん僕も囲まれていたわけで、ユノとゆっくり話したのは、舞台前の数分だけ。


「とりあえず、お風呂入ってきたらどうですか?」
「うん、そうする」


僕の提案にコクリとうなずいたようであったが、まだ背中にいる。
どうかしたのだろうと心配になるが、今日の舞台は特別なものだっただけに、疲れているのだろうと思った。
心配を口にしてもはぐらかされるだけだし。
だから軽口を返す。


「一緒にお風呂入りたいんですか? 連れてってあげますけど」


背中にユノをくっつけたまま浴室のドアに向かう。
背中にくっついているせいで歩きにくいのだろう。
僕の歩調に併せてとてとてとついてくる。
見えないけど想像がついて、思わず笑ってしまった。


「さ、着きましたよ。どうぞ。」


ドアのノブに手をかけたところで、後ろからユノの手が伸びてきた。
そして、僕の手に、するりと重なる。



     ドクンと、心臓が強く震えた。



背中にくっついている体の温かさや、逞しさ、心臓の鼓動まで、急に意識の上に上がってくる。
僕は、ユノを振り切って逃げてしまいたい衝動に駆られた。



「チャンミン」



耳元に息がかかる。
意図せずに、ひくりと肩がすくんだ。
名前を呼ばれても振り向けるわけがない。



「…ほんとに一緒に入る?」



優しい声のはずなのに、意地の悪さを含んでいる。
けれど、それは甘い甘い甘美な響きで、身体の芯まで伝わり、ぞくりとした。








「入るぞー!」

お気楽な声が僕の呪縛を解く。

「えっ、ちょっと、ヒョ、ヒョン!?」


動揺。


ユノは僕の手に操作をさせて、ドアノブを開けた。
後ろから押しこまれる形で浴室に入る。
広かった。
目の前には鏡。
そこにはいっぱいいっぱいな顔をしている僕と、屈託ない顔をしたユノがいた。











そして、あの流れでコレかと、僕は、溜息をつくことになる。



「おお広い!」
とか
「ジャグジー付きだ!!」
とか
「天井からシャワーがでる!!」
とか
「テレビとスピーカーがついている!!」
とか…

終いには、僕を巻き込んでの滝修行遊びとか。
普通、20代半ばの男がこんなことをしていたら、正直、ドン引きだと思う。


でも、あまりにユノが楽しそうに笑っているもんだから、僕も笑ってしまった。
それで調子にノったらしいユノが年甲斐もなくさらに騒ぎだし、

「シーッ!!迷惑ですよ!」

そういってユノをたしなめていたはずの僕も、結局、一緒に遊んでいた。




続く


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急に色っぽい展開!?と思いきや、そうは問屋がおろしませんでした(笑)
でも、絶対、
「風呂場って、結構声響きますよね…///」
とか、赤い顔をした後輩に言われちゃうと思うな。
いたく動揺されるチャミ様の隣でユノは
「チャンミンとXXとかXXXとかXXXしちゃった♪」
って、天然を発揮して色々暴露するんでしょうね。


ユノがなんか攻めくさいんですけど、どうしたんでしょうかね!
次回も色っぽい話が続くかな~。

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YUKA

Author:YUKA
ある日突然、ユノに恋をしました。
気付けば、チャンミンに構って欲しいユノと、ユノの側にいてくれるチャンミンの図に、萌えまくっていました。腐り具合は、きっとこれから進行してゆくのでしょう。

東方神起ありがとう!

「東方神起 RISE AS GOD」
「東方神起 LIVE TOUR 2015 WITH」




素敵な画像をお借りしました。
ありがとうございます。
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